SNSなどで仏教の動画を見ていると、いまどきは天台宗とか真言宗など老舗仏教な人々の発信メッセージが多数ありまして、
そこで、多く見かけるのが"利他に生きる"というテーマです。
世知辛い世の中ですから、大乗心(愛)を訴えようということだと思いますし、
もちろん人のために働くのは良いことです。
さて、本当の仏教仕事とはSelf(真の平安)を実現することだから、"いわゆる他人云々をどうこうの利他"という切り口はどこかの時点で、いったん門前に置いていかないといけません。
実現の深まりとともに、おのずと、世界に対して利益(りやく)をユニークな道で与えるようになるわけだけども、
それはひとつこのあたりで利他をやってやろうか🍵と企てる自我の仕事ではないわけです。
これはシンプル(かつ深まりがある)なことだけど、随分と長くかけて心理や仏教を学んできた専門の人たちでも、
実際ゴトとしては分からない人たちがあるのを見かけたりもしたものです。
つまり、人生において業を消化し、エゴが透明になって全てが軽くなるにつれ立ち上がってくる世界/自己であるということ。
人生において、何かを拵えたり、学んだりする志向の人たちはそこが難しいようです。
(なかなかに話が通じず、やはり住む世界が分かれてくるように思います。)
業が軽くなると、利他という人為的ワードはあえて思わなくなると思いますが、そして自然に生きるようになると思う。
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セラピーやヒーリング、あるいは種々の問題解決を、他者という存在を介してやってゆく人々/世界のことについては、
いちど、その枠組みから自分をリリースしないと、いわゆる他者とか世界との因縁というか、
世界への執着心から解き放たれる場所へとは進めないように思う。
そうした界隈に集う人たちは純粋であり、愛に敏感ですが、神と魂という自己の内なる家にいちど戻らないと、
荷を手放して、本当の意味での解放の道を歩んでゆくという意味合いがなかなか分からないんじゃないかな。
それは長年、心を扱う人たちを観てきまして、私が思うところです。
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ヘリオ(Heliocentric、太陽中心占星論)とは、ごく一般的な西洋占星術、またインドや中国の占星理論において地球中心の宇宙観(ジオ、Geocentric)、
つまりは、地上の条件付けと反応(つまりカルマ)としての人生メタファーを読み解くことに対して、
本質的自由をベースとして、人生を創造的プロセスとして捉え返してゆく視座であり、このブログではその周辺をプラクティカルな話も含めて書いています。
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