夏は家の因縁、国の因縁がうごき、様々な浄化のプロセスが働く季節。
わたくしゴトで恐縮ですが、以下は最近のメモです。
今夏から、私のところの家一門においての、先祖供養の取り仕切り役が、父から私に移る流れになりまして、
家のカルマの転換というのが、これをひとつの契機として、進んでくる気がします。
訳あって…といいますか、戦後の混乱が原因なのですが、特定の菩提寺というものがなく、家の宗旨も統一的なものはないような、といった感じで、
そんな背景は、私の人生での心の探求の理由のように思いますし、敗戦とその後の唯物論で日本の精神性の足腰が弱ったことともリンクしている気がします。
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ということだったのですが、ようやくこの夏になって、
私の人生の伏流水のようなところで、観音様やお大師さまや様々な神仏の存在があったらしいことを再認識しはじめまして、
神仏習合と、それに古い真言宗なども、ファミリーの霊統の背景のような気がします。
これからそうした背景が人生にどう統合されてくるのか全貌はまだまだ見えませんが、現在なぜにか西陣に暮らしている理由もそこにあるようです。
(西陣の心の中心と言える場と、私の実家界隈のびっくりな深い仏縁繋がりを今夏、初めて知ったのでした。)
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さて、今回、鎌倉訪問のおり、とてもお力のある地蔵菩薩の古刹と偶然に御縁が繋がり、
そんな我が家の供養について、このベストタイミングでお願いすることになりました。
鎌倉将軍府、南北朝の時分の帝室、足利将軍など様々な因縁の交錯する地で祈り続けられてきたお寺様です。
そういうところと図らずも繋がることの不思議さには、目には見えない領域で、いかにもたくさんの理由🍵がありそうです。
数日前には考えもしなかった展開ですし。
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自己探求で心理とか仏教とかをかじりはじめたのが学生の頃ですから、それから25年、30年弱になるわけですけども、
ようやく地下水脈に何か届き始めた気もしまして☕️そういう意味では随分と年月のかかる作業なんだなと改めて思うところです。
人間の命というのは、この現在の一瞬の身体だけではなくて、ずうっとあることがじわりじわりと分かってくることの体感的な深まりとか、
そういうことを含めますと、数十年というのは別に長いわけでもないなとも思えます。
お大師さまは平安時代の初期に、奥の院で禅定に入られたわけですが、それから1200年ぐらいでしょうか、働いてくださっているわけですけども、
実のところ、悟りの深浅、人さまざまとはいえ、誰もがやはりずっと働き続けているようにも思います。
そういう時というハタラキのなかで、やはり大きな転換点というものがあって、それは大いなる命に照らし出され、自分とは誰なのかというところが開く時節のように思います。
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ヘリオ(Heliocentric、太陽中心占星論)とは、ごく一般的な西洋占星術、またインドや中国の占星理論において地球中心の宇宙観(ジオ、Geocentric)、
つまりは、地上の条件付けと反応(つまりカルマ)としての人生メタファーを読み解くことに対して、
本質的自由をベースとして、人生を創造的プロセスとして捉え返してゆく視座であり、このブログではその周辺をプラクティカルな話も含めて書いています。
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